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『 コア・コンピタンス 』 CC事業部 取締役 事業部長 坂本

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    コア・コンピタンス(Core competence)とは〜

    ある企業の活動分野において
    「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」
    「競合他社に真似できない核となる能力」
    の事を指す。






    このコア・コンピタンスが凄い会社があります。
    それが森下仁丹という
    創業の100年をこえる老舗上場企業です。


    社名にもあるように、
    この会社は仁丹を作ってる会社なのですが
    今は仁丹は、ほとんど作っていません。


    創業当時、この世に、口臭予防の製品が仁丹しかなく
    仁丹の売上が40億ありましたが、今は3億円だけ
    です。


    仁丹の売上が3億しかないのに、
    今も成長し続けています。


    何を売っているかというと
    コア・コンピタンス
    です。






    森下仁丹のコア・コンピタンスは
    『カプセル技術』です。


    仁丹を製造するプロセスの中で磨き上げられた
    『何かをカプセル包む技術』
    これをあらゆる商品開発に生かしたり、
    この技術を売ったり
    しています。




    例えば、
    雪印のメグミルク ブィフィズ菌です。


    ブィフィズ菌は腸にいい成分です。
    ただ、胃酸でとけやすい成分なので
    なかなか腸まで届かないという問題がありました。


    それを森下仁丹の『カプセル技術』を利用して
    胃酸で溶けにくいですが、
    腸できちっと溶けるという商品を開発
    しました。


    その他に、白アリ駆除の薬です。
    白ありが自分の卵と間違えて、
    巣に持ち帰ってしまうぐらいの
    駆除剤たっぷりの卵カプセルを作り、
    白あり駆除に非常に貢献
    しています。


    その他にもなんと
    約100社、1500商品の開発に携わっています。


    もはや仁丹会社ではありません。
    カプセル技術会社です。






    この内容で僕が感じるのが、2点。


    ー社のコアコンピタンスを徹底的に研究していること
    ⊃焚宗κ儔修垢襪海箸農犬残ることができること


    まさに不易流行です。



    〜 不易流行とは 〜
    いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、
    新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。



    この考え方を率先垂範しているのが
    三菱商事出身の駒村社長です。


    駒村社長はこの技術を自ら、
    国内、国外のあらゆる会社にセールスに行って説明し、
    提携を結んでいます。






    ちなみに、この森下仁丹のように
    コア・コンピタンスに磨きをかけて
    新商品を販売しているのが富士フイルムの化粧品ですよね。


    松田聖子がCMに出ていたのが印象的ですが
    『なんで富士フイルムが化粧品?』と思った人は
    多いんじゃないでしょうか。


    写真のフイルムはコラーゲンの成分が配合されています。
    そのコラーゲン成分を利用して化粧品を開発
    しました。


    サービス業だから、飲食業だからとか
    業界関係なく、必ずコア・コンピタンスはあるはずです。


    事業が好調な時であればあるほど
    (不調になると手遅れなので。。)
    コア・コンピタンスに磨きをかけて
    その技術の横展開、縦展開を視野に入れる思想が
    非常に重要
    だと思います。




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